本ライフイノベーションセンターでは、長年の産学連携の経験とネットワークを活かして、札幌にアカデミア、大企業、ベンチャー企業、行政、医療サービスを受ける市民といったコミュニティの受け皿となるようなライフイノベーションに関するクラスターの形成を目指して活動を行っていきます。ライフイノベーションは、近年のIoTの発展にともない、創薬研究のみならず、遺伝子変異の情報をもとにアンジェリーナ・ジョリーが乳房予防切除手術を受けた「アンジェリーナ効果」に代表されるように、消費者、生活者が先導する参加型ヘルスケアが多くの局面で現実になっています。このようなイノベーションを生み出すために、北海道大学のもつ基礎研究力をより高めながら、理系・文系といった学問分野の垣根をなくした幅広く国際的かつ多様性の高い人材を巻き込み、新たなライフイノベーションをデザインしていきます。